履歴書写真の撮り方マニュアル

転職活動の書類選考において、履歴書写真は応募者の雰囲気を知るための大きな手がかりとなります。

写真のサイズや期限、服装、姿勢、髪形といった正しい撮影のルールから、写真館や証明写真機、自撮りなど撮影方法別のメリット・デメリットの解説まで、好印象を与える履歴書写真の撮り方を、転職と撮影のプロフェッショナルが詳しくご紹介します。転職活動では履歴書写真1枚が選考の合否に影響することもあります。しっかりとポイントを押さえておきましょう。

履歴書写真の重要性とは? 見られている2つのポイント

履歴書写真は、その人を映す鏡と言っても過言ではないくらい大切なツールです。転職活動の履歴書写真で見られているポイントは大きく分けて2つ。1つは、ルールに沿って物事を進められる人物かどうかという点。例えば、普段着の履歴書写真は『ルールを守れない、常識と熱意に欠ける人』という第一印象になるでしょう。2つめは、入社したらどのように仕事をしてくれそうか、という点。履歴書写真をきちんと撮っていれば、『提出書類をしっかり準備してきている=仕事もていねいに行ってくれそう』という印象を与えることができます。履歴書写真の印象から、実は転職後の仕事ぶりまで想像されていることを意識して、撮影に臨みましょう。

履歴書写真の9つの基本ルール(服装・サイズ・背景色など)

履歴書写真についての基本ルールをチェックしましょう。

  • サイズは横3cm×縦4cm
  • 3カ月以内に撮影したもの
  • 裏には名前を書いてのりづけ
  • 背景色は白、青、グレー
  • ジャケット・シャツを着用する(男性の場合ネクタイも必須)
  • 前髪は目にかからないようにする
  • 歯が見えない程度に口角を上げる
  • 帽子やサングラスは外す
  • 撮影は正面のアングルから

スナップ写真や、一度貼ったものの再利用などもNGです。「履歴書写真をきちんと撮っていない人は、履歴書全体を見ても雑な傾向があります。逆に、しっかり準備している人は履歴書もていねいで、転職活動での面接の通過率も高い傾向が。履歴書写真は“人となり“まで写しとります」

履歴書写真は自撮りでもいい?

基本的に、自撮り(セルフで撮影した写真)は、どうしても時間がないときの最終手段としてやむを得ず提出されている場合がほとんどです。自撮りで撮るときには、腕が写り込んだり、肩の位置がずれたりしてしまうため、カメラを手に持って自分一人で撮影するのはNG。上目遣いにならないように、角度に注意しましょう。スマートフォンを使用する場合は、近づいて撮影すると顔がゆがんで写ってしまうため、離れた場所から撮影を。シャッター係の人に腰のあたりまで入れて撮ってもらい、履歴書写真と同じような構図に拡大すれば、スマートフォン特有のゆがみは改善されます。また、極端な明暗の照明にも注意が必要。背景も写り込みなどがないように、整えてから撮影しましょう。

失敗しない撮影ポイント(服装・髪型)

姿勢・表情

  • 首が前に出ないように、耳と肩の位置を直線にそろえるイメージで背筋を伸ばす
  • 脇の下に少し隙間を空ける
  • 一度思いっきり笑顔を作ってから、自然な笑顔に戻す
  • 事前に鏡で姿勢のゆがみを把握しておき、調整する

 

髪形・メイク

  • 髪をまとめ、目元をしっかり見せる
    ┗男性はワックスなどで耳周りのボリュームを抑えすっきりと
    ┗ショートやボブの女性は、髪を耳にかけたりハーフアップに
  • 目元・口元の周りはファンデーションを薄くする
  • アイメイクは瞳の色に合わせると自然体に

服装

  • サイズ感はゆるすぎずタイトすぎず、ジャストなものを
  • 女性のインナーは、胸元が開きすぎず、鎖骨が少し見えるくらいがベスト
  • ジャケットのボタンの位置と、ネクタイやシャツの中心線をまっすぐそろえる

まとめ

服装や髪形、メイクひとつで、同じ人物でも印象はガラッと変わります。履歴書写真は自分を映す鏡です。この記事を参考に転職活動中、どんな企業の人事担当者にも好印象を与えられる、魅力的な履歴書写真を準備しましょう。